ウルトラマンキング

この記事は2017/11/04に書いたものです。

皆さんウルトラマンジード見てますか！？

いやぁ、ついにウルトラマンベリアルが降臨したりジードの最強フォームロイヤルメガマスターが登場したりと盛り上がりまくってるウルトラマンジード！

さて、今回はこのウルトラマンジードにおいてキーパーソンとなっているウルトラマンキングを紹介です。

ウルトラの国に伝わる伝説の巨人。

ウルトラ一族の中でも特に長寿で年齢はなんと30万歳。

参考までに初代ウルトラマンは2万歳、ウルトラ戦士の中でも長寿のウルトラの父は16万歳。不老不死のような寿命を持つウルトラ一族においても30万歳というのはご高齢のようでウルトラマンゼロからは「キングの爺さん」と呼ばれています。

他のウルトラ一族とは違い普段はM78星雲ウルトラの国ではなく、キング星という無人の星に一人で住んでいます。

その力は正に伝説の超人というべき存在であり、ウルトラファンからは全宇宙の守り神ウルトラマンノアと並んでチートラマンの名で呼ばれています。

初登場作品は「ウルトラマンレオ」。

プレッシャー星人の力によって一寸法師のようなミニマムサイズにされてしまったウルトラマンレオを元のサイズに戻してレオの勝利に貢献しました。この時、レオに自らの装備品であるキングマントを授けています。

次に現れたのはババルウ星人によるウルトラキー事件の時。

レオの弟であるアストラに化けたババルウ星人によってウルトラの星の軌道制御に必要なウルトラキーが盗まれてしまい、制御を失ったウルトラの星と地球が衝突の危機に直面しているという状況下で、にせアストラを本物と思い込んだウルトラ兄弟とレオが戦うことになってしまった事件。

この時、本物のアストラと寸分違わず同じ姿に変身していたババルウ星人の変身を暴き事の真相を明かしました。

キング「お前たちの目にはこの者がアストラに見えるのか？」

？？？「「「見える」」」

最も、この時はババルウ星人の変身を暴くついでにウルトラキーを真っ二つに破壊してしまいゾフィーに抗議されてしまってもいましたが・・・。

ゾフィー「なぜウルトラキーを破壊したのです！」

キング「キーなど問題ではない！」（大問題である）

最終的にレオアストラ兄弟の尽力でウルトラキーは修復され、ババルウ星人も倒されたことにより事態は解決しています。

その後も
・バラバラ死体にされてしまったレオを蘇生する。
・ウルトラマンヒカリにナイトブレスを授け、戦う力を与える。
・ゼロを通じてウルトラマンギンガにフュージョンブレスを授ける。

など、積極的に事態を解決するのではなく助力によって解決の手助けをするというスタンスで物語に登場します。これについては自分の力を頼りにせず、ウルトラ戦士たちで事態を解決できるようになって欲しいと考えているから。と考察されています。

ウルトラ戦士たちもそれを察しているようでキングに協力や助力を求める事はありません。

その一方でウルトラ戦士での解決が難しい事態においては自ら事態の収集に乗り出します。

代表例がかつてのウルトラマンベリアルの反乱。

ウルトラ戦士の中でも屈指の実力者であったベリアルの前に誰一人敵う者がなく、唯一対抗できうる最強のウルトラ戦士ウルトラマンケン（後のウルトラの父）も戦友であるベリアルを相手に本気を出すことができないという場面に降臨し、ベリアルを次元牢へと封印しました。

復活したベリアルによる100万体のロボット戦士によるウルトラの星への直接攻撃の際にも自ら参戦。ウルトラ戦士たちと肩を並べ、100万体を完全殲滅させました。ちなみに、映像でキングの参戦が判明した段階で多くのウルトラファンが「あ、これは無理ですわ」と思ったのはベリアルがかわいそうなので内緒です。

今回のウルトラマンジードでもベリアルによって崩壊しそうになっていた宇宙と自らの身体を融合させることで宇宙を再生するというとんでもない事をやってのけました。

ただし、さすがに無理があったようで現在ウルトラマンキングの体は宇宙に拡散しキング本人は行方不明になってしまっています。

そんな状態でも精神は確かに存在しており、彼がジードに力を借してくれたことでジードの最強フォームロイヤルメガマスターの力が発現することになりました。

今も昔もチートラマンの名をほしいままにする彼。

今後の活躍に注目ですね。

というか、まずは早いところ復活してください（復活できるのかではなく、復活することに疑いがないのがミソである）。

余談
ウルトラ戦士の例に漏れずこのキングも声優を担当した方が何人かいるのですが、その中に元内閣総理大臣である小泉純一郎氏がいます。
当時も小泉元総理が声優初挑戦と大きく報じられていたものです。
しかし、元総理大臣になにやらせてるんだ円谷プロよ・・・。