ウルトラマンの話

ウルトラマンブレーザー 第1話「ファースト・ウェイブ」 感想 & DXブレーザーブレス最強なりきりセット 感想

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第一話

ついに始まったウルトラマンブレーザー第一話!

プレミア発表会の先行上映も第二話だったし、直前スペシャルでもバザンガの情報はまるで出てこなかった。相当隠したかった第一話にして、田口監督がこれを見れば分かるとまで断言した第一話。

どんなものになるのかと思ったら、今までのウルトラマンとは早速違う雰囲気を出してきた!

ミリタリー映画

だいたいウルトラマンの第一話って日常的な風景を出したりするものですが、今回はそんなの一切なし!

いきなり始まったのは輸送船から降下する特殊部隊。

街を蹂躙していく宇宙怪獣。

現地に設置された作戦司令部。

などなど、まるでシン・ウルトラマンを見ているかのようなミリタリー色全開の内容。

平和な日常?ありませんよ?

そもそも一般市民一切出てこなかったというね。

もうこれだけで今までのウルトラマンとは違う!という感じがひしひしと伝わってくる。

ヒルマ・ゲント隊長

SKaRD隊長となるヒルマ・ゲント。

今回はSKaRDはまだなかったけど、すでに特殊部隊の隊長やってたのね。

ただでさえミリタリー全開な内容に加えて特殊部隊の隊長ってめっちゃお硬い話になりそうと思いきや、ゲント隊長がかなりフランクで軽い感じ。

撤収した司令部に対して、あーありゃ司令部撤収したな。とか上空を飛んでる航空部隊に正直この攻撃聞いてないよね?で、そっちも弾切れ近いよね?どうせならさ、ちょっと手伝ってくれない?とかなんとも軽い感じのお願い。でも、このフランクさが内容をガッチガチのミリタリー映画にしないで笑顔で見れるエンタメにしてくれた感じがする。それでいてこのお願いの時に航空部隊から噂のゲント隊長か。とか、あなたのお願いなら喜んで!言われてるあたり実績と信頼はある人なんだな。だから部下たちも必要以上に重くなりすぎず気楽に任務が出来る。それでいて部下のピンチには自ら危険を顧みずに現場へ救出に向かう勇敢さ。決め台詞の「俺がいく」もバッチリ披露。ゲント隊長がいい隊長ってことがこれでもか!ってぐらい描かれていたね。そりゃSKaRDの隊長にも抜擢されるわ。

一方で噂のゲント隊長と言われたり、3年前に爆発の中心地にいた部下を助けるために危険を顧みずに飛び込んで全員生還させたという話があったり。そして頭の中のシミュレーションを具体的に映像で描写する演出。あのシミュレーションはただのゲント隊長の頭の中?それとも未来の可能性を見ている?

3年前の爆発が今後のストーリーに関わってきそうな感じ。ブレーザーとのファーストコンタクトも3年前に実は終わってたりするのかな。

で、第一話で登場した特殊部隊ってことで、メビウスのGUYSみたいに隊長以外全滅するのでは?とか思っちゃったけど、全員無事生存してくれてよかった。この特殊部隊が後々に援護来てくれる展開とかあったら胸熱やね。

宇宙甲殻怪獣バザンガ

第一話登場怪獣「宇宙甲殻怪獣バザンガ」。

作品の顔になる第一話怪獣だけど、今回はまさにバザンガとの戦いをじっくり描いた一話だった。

てか、怪獣が話の一番最初から登場して、怪獣側も人類側も仕切り直すこと無く一話丸々一つの怪獣との戦いで描いたのはかなり珍しいんじゃないか。

で、このバザンガ。

角を動かしてモードチェンジっぽい描写があったり、腕の部分がバルカンの付いた盾のように見えたり、そのバルカンが弾切れを起こす描写があったりで、本当にコイツは自然発生した生物か?

ものすごく生物兵器っぽい感じがするなぁ。ブレーザーに盾みたいな部分を千切られて青い液体が出てたし、メタい見方をすると赤い液体にすると流血表現になるからNGでも、青い液体ならOKって感じで青くしたのかもしれないけど、流血表現に厳しい昨今を考えるとそもそもこれは血ではありません。って可能性もあるね。

これまでのニュージェネと違ってメインヴィランは発表されてないけど、根源的破滅招来体みたいな黒幕はいそうだな。

ウルトラマンブレーザー

第一話といえばウルトラマンと主人公の出会いも大きな見どころ。そして、その初変身や初戦闘も大事な部分。まぁニュージェネではウルトラマンに変身したら俺高いところ怖んだよ!といい出した人とか、怪獣とコントをやった人とか、初変身でコントをやった人とか、色々な伝説があるわけですが。

そんな中、今回のゲント隊長とブレーザーの出会いはどんな感じかと思えばまさかのファーストコンタクトなし!いきなり現れた変身アイテム。そして無理やり変身させられるゲント隊長。

ゼロだってタイガを変身させる時に言葉巧みに不意打ちしたのに、物理的に有無を言わさず強制変身させるとは。そして変身バンクすら無い。

そしてその変身も最初こそは倒壊するビルを支えて人命を救うというウルトラマンらしい事をしたものの、そのビルからちょこっと顔を出して様子をうかがうという。ナズェミテルンディス!!

ナズェミテルンディス!!に始まり、怪獣の攻撃にビビってビルの上に逃げたり、特徴的な叫び声も負け犬の遠吠えの如く何度も叫んでみたり、チンパンジーみたいに跳ねてみたり、戦闘でどことなく腰が引けてたり、相手が弾切れを見るや一転して反転攻勢を仕掛けたり。

事前情報では神秘のカッコいい巨人かと思ったら、煽りまくりの情けない系ウルトラマンだった。同時視聴している時に煽り系プロレスラーとか言われて面白かったw

これがゲント隊長の戸惑いによるものなのか、ブレーザー本人の事情によるものなのか。

インナースペースも無かったし、変身中にゲント隊長の声とかもなかったらまるで分からなかったのよね。

かなり初々しい戦い方だったけど、これがブレーザーの事情だとしたらブレーザー自身新米というかそういうウルトラマンなのかも。

でも、自分の後ろに人がいることを知って奮起する姿は間違いなくウルトラマンだった。

次回

次回はついにSKaRDが結成、集結するお話。

まぁ、今回の話でSKaRD隊員が出てきてたし、おそらく組織としてはすでにあるんだろう。あとは隊長を誰にするかってところだったのかな。

プレミア発表会で放送されたのも第二話だったようだし、同時視聴のリスナーさんによると第二話のほうが第一話っぽい話だった。との事。だからプレミア発表会では第二話を放送したのかな。

正直、この第一話はウルトラマンブレーザーの物語はまるで動いていない。いうなればプロローグみたいな内容だったので、次回から本格始動かな?なんにせよめちゃくちゃ面白かったので今後も期待大!

ついでにブレーザーブレスも買ってみた

対象年齢3歳以上の玩具に大興奮してしまった!
この玩具めっちゃ楽しいぞ!









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