アニメやゲームの話

作品紹介 召喚王レクス

2018年2月10日

この記事は2018/02/10に書いたものです。

MOZを紹介したらこっちも紹介したくなったゾー。
ということで今回紹介するのはMOZを題材とした漫画「召喚王レクス」です。

概要

掲載誌は今は亡きコミックボンボン。

一緒に連載されていた作品としては「メダロット」「ロボットポンコッツ」「サイボーグクロちゃん」等がありますね。「ウルトラ忍法帖」もこの頃だゾ。
カードゲームを題材にした作品というとそのカードゲームを実際にプレイしている作品が多いですが、この作品はMOZの世界観を元にした冒険ファンタジー作品となっております。なので現実のMOZやそのルールを知らなくても読める作品となっております。
主人公のレクスを始め登場人物や召喚獣は実際のMOZにカードとして存在しており単行本の巻末にはこの巻で登場したカード一覧のページが設けられています。どのカードを登場させたのか一目でわかるのでファンデッキを組む時に便利でしたね。また、漫画に登場したキャラ、召喚獣がMOZに逆輸入される事もありました。
当時のMOZ人気に大きく貢献した作品であり、作品自体の人気も高かったので続編となる「召喚王レクスⅡ」が連載されるに至りました。

あらすじ

異世界シェルドラド。
その中の大陸の一つグリフワール大陸に危機が訪れる。
闇の帝国ダークザイルが長き封印より復活を遂げたのだ。
ダークザイルの皇帝バザズーは世界征服の為に各地に存在する強力な力を持つ召喚師ミラクルマスター達を次々と葬っていった。
大地の国アースンを治める賢王ガーフィルはバザズーに立ち向かうも彼もまたその魔の手によって帰らぬ人となってしまう。
目の前で父を殺されたアースンの王子レクスはバザズーを倒すため、未だ見ぬ魔導剣術を完成させるため旅に出る。

主な登場人物

レクス
主人公。アースン国王ガーフィルの息子。実子ではなく孤児だったところをガーフィルに引き取られた養子である。
ミラクルマスターであるガーフィルの息子でありながら魔法ではなく剣術の道を選び同年代どころかアースン1と言えるほどの技量を持つ。それ故にガーフィルは彼が魔法を学び剣術と魔法を組み合わせた前人未到の魔導剣術を完成させる事を期待していた。
バザズーのアースン襲撃の際に自らの無力さと剣では誰も守れなかった現実を痛感しバザズーを倒すため修行の旅に出る。
MOZにおいても召喚師として登場しておりレベルは彼専用のLv.0見習いマスター。
とあるヘルプカードと組み合わせることでミラクルマスターを超える最強の召喚師となるがこれは彼の正体の伏線であり大貝獣物語をプレイしていた人はその正体を察する事になる。

ミリティ
レクスの義妹。こちらはガーフィルの実子であり召喚師。レベルはlv.3コメットマスター。
バザズーの襲撃の際にレクスとガーフィルを守る為に自らの魔法でバザズーに挑んだがこれに対する報復として呪いをかけられウサギの体に翼が生えたような獣の姿にされてしまう。
レクスの修行の旅に同行し魔法に疎い彼の導き役となる。
MOZにおいては呪いをかけられた獣の姿で「グリフうさぎ」というカードとして登場している。カードの種類はヘルプカードでありレクスとガーフィルを相手から守るというミリティを意識した効果になっている。後に人間の姿で召喚師カードとしても収録された。この時はレクスⅡの頃の設定でレベルがLv.5エリアマスターとなっている。

ポヨン
大貝獣物語シリーズでおなじみの食いしん坊貝獣で本家からのゲスト参戦。
空腹で倒れていたところをレクスに助けられご飯を食べさせてもらった恩から旅に同行する。
彼も召喚師でありレベルはLv.1アークマスター。食事をする事で召喚獣をパワーアップさせる能力を持つ。
MOZでもLv.1アークマスターの召喚師として登場。専用ヘルプカード「ごちそう」によって自分の召喚獣のパワーを10倍にするという効果を持つアークマスター最強候補の一角である。
彼を主人公とした大貝獣物語のスピンオフゲーム作品「ポヨンのダンジョンルーム」が制作されたほどの人気キャラ。

ガーフィル
大地の国アースンを治める賢王にしてレクスとミリティの父。召喚師レベルは最高峰のLv.7ミラクルマスターである。
ミリティの作ったケーキを笑顔で食べたり、レクスにケーキを分ける代わりに魔法を習えと言ったりとお茶目な人物である。
ミラクルマスター狩りをしているバザズーが自らの元に現れる事を予測しており自身の命と引き換えの自爆戦法で道連れを図ったが常識を超える存在であったバザズーを倒すには至らなかった。
レクスに彼のために用意した魔法のカードとアースンの未来とミリティを託して帰らぬ人となった。
MOZにおいてもLv.7ミラクルマスターとして登場。ミラクルマスターは自身を弱体化させてしまうデメリット効果を持つ者も多いが彼はデメリットを負うかわりに相手にもディスアドバンテージを与える効果を持っているので使いやすい部類に入る。

バザズー
闇の帝国ダークザイルの皇帝。
長き封印から復活しグリフワールを手中に収めるために各地のミラクルマスターを次々と亡き者にしていた。
その正体は伝承に語られるミラクルマスターを超える力を持つ召喚師カオスマスターであり召喚師の常識が通用しない存在である。
ガーフィルの命がけの戦いで深手を負い行動不能に追い込まれたが野望はとどまることがなく自らは肉体の再生に専念しながら部下の魔導衆を各地のミラクルマスターやレクスの元に仕向けてくる。
MOZでも彼専用のレベル∞カオスマスターとして登場。ただし、ゲームルール上ではミラクルマスター扱いである。









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